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実績:医療的ケア児支援の充実

高松市の医療的ケア児支援体制構築をけん引

近年、医療技術が発展し、出産時に救える命が増えたことにより、人工呼吸やたんの吸引、チューブで栄養補給する経管栄養など、医療的ケアを日常的に必要とする子供が増えてきたことを受け、これまでに何度も議会で質問を重ねてきました。その結果、令和2年度からは保育所等へ訪問介護ステーションの看護師が各施設を巡回訪問し、医療的ケアを行うこととしたほか、医療的ケアに関する技能及び経験を有する支援者をコーディネーターとして配置し、主治医や受入れ施設・保護者との調整に当たることとするなど、医療的ケア児を安全に受け入れるための体制が整備されてきました。その後本年度からは、受入れを幼稚園・小学校・中学校まで拡充し、令和4年度には高校にまで受入れ体制を拡充することとなりました。

現場の声を聴き議会に届ける

昨年末に、山本博司参議院議員と一緒に、医療的ケア児支援を担って頂いている事業者を訪ね、種々意見交換をしている中で、直ぐにでも対応すべきと思った事項がありました。それは、「ケアを必要とする子供たちの病状や治療内容などが詳しく把握できれば、安全性の向上やケアの見立ての看護の質の向上につながる」「かがわ医療情報ネットワーク(K-MIX R)という素晴らしい仕組みがあるので医療的ケア児派遣事業でも活用できないものか」との声がありました。高齢者などの訪問医療・看護では既に活用されていることから、直ぐにでも対応が可能だと考え、令和4年第1回議会(3月)の質疑を行いました。

令和4年10月1日から実施が決定

その後、かがわ医療情報ネットワーク協議会との協議が重ねられ、令和4年10月から実施が決定しました。