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実績:市火葬場「やすらぎ苑」が全市民が利用可能に

新型コロナウィルス感染症の拡大によって私たちの生活様式が大きく変化いたしました。生活様式の変化に伴い、葬儀の形も大きな変革をもたらしています。「3密」を避けるために少人数で営んだり、通夜を行わない「一日葬」にしたり、葬儀を行わず直葬を行なったりと、小規模化や簡素化の傾向が目立っています。葬儀会社側は、家族葬専用の斎場を増やすなど対応に追われています。

このような中、高松市では市民の火葬・葬儀等を行う施設として、4カ所の斎場施設を整備しています。この4斎場の内、やすらぎ苑は唯一、霊安室も備え、動物炉も備えている施設であるのに、開設時の地域との協議により、利用できる方を原則、香川町・香南町・塩江町の住民とされていました。市の南部地域はみんなの病院や仏生山交流センターの開設など、まちづくりが進み、人口も増加してきています。その方々からは斎場公園より近い、やすらぎ苑を利用したいとの声や霊安室があれば利用したいとの声を沢山頂戴していますが、お応えできていませんでした。

最初にこのご相談をいただいたのが、2019年4月。以来、担当課と折衝を続けて、地元への理解を求めて頂いてきました。この度、協議も整ったとのことで、6月定例議会で質問をし、来春から全ての市民が利用可能との公表がなされました。

この他にも、増加傾向にあるペットの火葬に対応するために、冷凍保管庫の設置も検討することとなりました。

また、寄せられた声を形にすることができました。