実績：鶴市町　浸水対策（水路の改修）

　今年の８月23日、短時間にまとまった雨が降り高松市内の各所で水路が溢れる内水氾濫が起きました。私も地域を巡回していたところ、鶴市町にある用水路が溢れ市道が冠水していました。道路との境界が分からなかったことから、自転車の学生が深さ１ｍを超える用水路に転落してしまいました。隣接する㈱トーカイの方が救助していただき、その後事故防止のために交通整理までしていただいていました。私は直ぐに水防本部に連絡し、地元消防団員として交通整理にも加わりました。市内各所での内水氾濫であったために、警察も道路課職員もなかなか対応ができず、駆けつけてきた消防団のメンバーと冠水が無くなるまで対応していました。

　翌日、その企業の方からご連絡をいただき、転落防止柵などの対策の必要性を訴えられました。

　この箇所は大雨時に頻繁に冠水しており、消防団でも台風などの大雨時に必ず巡回していた場所でもあります。道路上の対策の前に本来の浸水対策が必要として、高松市河港課に設置している水路対策調整室に相談。現場の調査と対応を検討し、氾濫箇所の下流にある、あまり使用されていない水門が流れを堰き止めており、上流部の水位が上がっていることから地元の水利組合さんと協議を行い、撤去修繕を行うこととなっておりました。

　河港課から無事工事終了の報告をいただきましたので、早速現地を企業の担当者と一緒に確認し、御礼を伝えました。改善による効果を見守りたいと思います。