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高松市、教育クラウドが運用開始されました!

「生徒の情報が入ったUSBメモリーを紛失しました」

「申し訳ありません」

こんなやりとりが相次いだ高松市

問題点は小学校・中学校の先生が自宅に持ち帰り作業をしなくてはならない状況にあります。

文部科学省の「教員勤務実態調査」によれば、昭和41年と平成18年度を比較すると

残業時間は月約8時間から34時間に増大(実際はもっと多い)。

事務的な業務や生徒指導、補修・部活動などの業務が増えています。

「生徒に向き合う時間が少ない」と嘆かれる現状、どうしても自宅に持ち帰って作業をしなくてはならない現状

をどのように改善をするのかが求められていました。

学校の先生の仕事は大切であり、かつまた定型化が難しい仕事です。

だからこそ、IT技術を活用した環境整備が求められます。

ルーチンワークよりも、ホワイトカラーの知的生産性向上こそIT技術が有効なのです!

クラウド技術を活用すれば、情報のセキュリティを確保しながらインターネットにさえ繋がればどこででも作業ができる。

このことは、議員になる前に香川産業支援財団でコーディネーターをしているときに

ASP技術やSaaS技術の第一人者である、松田利夫先生から教えていただいたことです。

議会で問題追求ばかりするのではなく、具体的な解決のための提案が必要

この「教育現場における、クラウド技術を活用した教務支援システムの導入」を提案しました。

これにより、①校務の効率化と教員の負担軽減②セキュリティの確保が実現されます。

でも、本当に期待することは

「優れた教師の知識や知見、ノウハウ」 knowledgeが組織全体で共有され活用されることにより

こども達への教育の質が向上すること!

そこまで、活用されるように注視していきたいと思います!!