
産業革命以降、人は「豊かになろう」として多くの変革を急速に遂げてきました。
でも私たちが今いる地域は「豊か」なのでしょうか。
豊島で起きた産廃問題を経てきた方へ
「戦前戦後、豊かな島で暮らしてきて、そして産廃訴訟と戦ってきた今、
豊かさって何だと思いますか?」との問いかけに
「安心して暮らせること」
「ちょっとでも物を大切にして長く使うこと、ゴミを少なくして欲しい」
その言葉が胸にささっています。


これまで日本社会は、だれかが決めてくれたことに何となく従っていればよかった。
「協調性」を持つことが求められ、はみ出すことが嫌われてきました。
でも今は価値観がバラバラになっています。
色んな価値観の人が交わること、分かり合える部分を見つけ出して
理解を広げていく対話型のコミュニケーションが求められています。
自分の感じたことを表現できること、「文化芸術」の力が今こそ必要なのではないでしょうか。
